女性が感じる手肌（手の甲）の老化現象を知るために、気になる老化現象やシミの数、ケアの状況などについて、 2024年6月～7月にかけて20歳以上の女性1,188名を対象に調査・解析しました。

88.1％の女性が手肌（手の甲）の老化を感じている。

手肌の老化実感を調査したところ、88.1％の女性が手肌の老化を「感じる」（「とても感じる」「感じる」「やや感じる」の合算）ことがわかりました。

（年代別）

Fig.35-1　手肌の老化（年代別）

Q.手肌（手の甲）についてお伺いします。手肌の老化を感じますか？

気になる手肌の老化現象は、20･30･40代は “乾燥・カサつき”、50代以降は “シワ” が多い。

気になる手肌の老化現象を調査したところ、20代は「乾燥・カサつき」が65.0%と特に多く、30代は「乾燥・カサつき」の他に「シワ」、40代は「乾燥・カサつき」「シワ」「シミ」、50代は「シワ」「シミ」「血管が浮き出ている」「乾燥・カサつき」が5割前後に並ぶ結果となりました。
悩み別に見ると「シワ」「シミ」「血管が浮き出ている」は、年代があがるにつれて割合が増えていく傾向がありました。

Q.気になる手肌の老化現象は？ *複数回答可
Fig.35-2　気になる手肌の老化現象（年代別）

手肌の老化現象の中で最も気になるものは、20･30･40代は “乾燥・カサつき” 、50代は “シミ” 、60代以上は “血管が浮き出ている” 。

気になる手肌の老化現象の中から、最も気になる１つを調査したところ、20･30･40代は「乾燥・カサつき」、50代は「シミ」、60代以上は「血管が浮き出ている」が1位になりました。
悩み別に見ると「血管が浮き出ている」は、年代があがるにつれて割合が増え、順位もあがっていく傾向がありました。

手肌のシミは20･30代でも約4割があり、40代からある割合・数ともに急増する。医療機関での手肌のシミ治療の経験者は4％程度。

手肌の老化現象の1つであるシミの数（生まれつきある、ケガによるシミは除く）を調査したところ、20･30代の若い年代でも約4割にシミがあり、40代になるとシミがある割合が65%前後まで急増するとともに個数も増える結果となりました。
また、医療機関で手肌のシミ取り治療をおこなったことがある女性は4.0％となりました。

Q.両手の手肌にあるシミ（生まれつきある、ケガによるシミは除く）の数は？

Q.医療機関で手肌のシミ取り治療をおこなったことはありますか？

Q.手肌（手の甲）への紫外線対策はどれくらい重視していますか？

6月～7月に、手肌に日焼け止めを使用する女性は60.0%、保湿化粧品を使用する女性は55.5％。

最後に手肌への日焼け止めと保湿化粧品の使用状況を調査しました。6月～7月の調査では、日焼け止めは60.0%、保湿化粧品は55.5％の女性が使用している結果となりました。

Q.手肌に日焼け止めを使用していますか？

Q.手肌に保湿化粧品を使用していますか？

＜調査概要＞

■調査時期：2024年6月21日～2024年7月19日
■調査方法：インターネット調査
■調査対象：全国に居住する20歳以上の女性
■本アンケート結果は小数点第2位以下を四捨五入しているため、合計しても100%にならない場合があります。