女性のヘアスタイルの変化の有無や頭皮の悩みの実態を知るために、20歳以上の女性1,380名を対象に2024年1月に調査しました。

髪の毛の長さは、年代があがるにつれて短くなる

2024年1月頃の髪の毛の長さを調査すると、20代は「セミロング（肩から胸あたり）」、30･40代は「ミディアム（肩につく程度）」、50代以降は「ショート（耳からあごまでの間）」のヘアスタイルが最も多くなりました。
また、年代があがるにつれて短くなる傾向がありました。

20･30代はヘアスタイルが変化しやすいが “ロング” が主流

各年代のヘアスタイルの変化の有無を知るために、「ショート」と「ロング」の2つのスタイルの割合を2018年から2024年にかけて年ごとに比較しました。
その結果、20･30代は年によって「ロング」と「ショート」の各割合の変化が大きく、ヘアスタイルが変化しやすい様子がうかがえましたが、どの年も「ロング」スタイルが主流となりました。40代では「ロング」と「ショート」の差が徐々に小さくなっている傾向がありました。

54.8％の女性が、頭皮の悩みが “気になる”　頭皮の悩みは、すべての年代で “抜け毛が多い” がトップ

頭皮の悩みの程度を調査すると、54.8％の女性が「気になる」（「とても気になる」「気になる」「やや気になる」の合算）となりました。

悩みに対して、30･40代は “お金をかけたくない” がダントツ
20代と50代･60代以上は“ヘアケアアイテムを充実させて自分でケアしたい” “お金をかけたくない” の２つの気持ちを持つ

各年代の髪や頭皮の悩みに対する気持ちを調査すると、30･40代は「お金をかけたくない」がダントツで、20代と50代･60代以上は「ヘアケアアイテムを充実させて自分でケアしたい」「お金をかけたくない」の2つの気持ちが多くなりました。
自宅で使用している製品について頭皮ケアアイテムに着目して見ると、使用率が比較的高くなるであろう「薄毛」「抜け毛」の悩みを抱える50代･60代以上でも5～10%の使用率にとどまるため、これから伸びる市場なのかもしれません。

＜調査概要＞

■調査時期：2023年12月21日～2024年1月31日
■調査方法：インターネット調査
■調査対象：全国に居住する20歳以上の女性
■本アンケート結果は小数点第2位以下を四捨五入しているため、合計しても100%にならない場合があります。