脱マスクが急速化した2023年夏、肌状態の変化を調査

<サマリー>

  • 73.5%が昨年(2022年)夏より“マスクの着用頻度が減少”
    2023年8月~9月のマスクの着用頻度は“3.9日/週” 、時間は “3.9時間/日”
  • マスクを外すことで、28.1%が肌の調子が良くなり、20・30代は“ニキビ・吹き出物” 、40代以降は “かゆみ” が減少
  • 20・30代の47.2%は昨年よりスキンケアをていねいにするようになった
    肌の調子の変化は、脱マスク化だけでなくスキンケアが関係している可能性

マスクの着用が各自の判断になった3月13日から約6ヶ月後の2023年8月19日~9月20日にかけて、20歳以上の女性1,354名を対象に、マスクの使用状況やマスクを外すことで肌がどのように変化するか調査しました。

73.5%が昨年(2022年)夏より “マスクの着用頻度が減少”
2023年8~9月のマスクの着用頻度は “3.9日/週”、時間は “3.9時間/日”

マスクを外す機会が増えたかどうかを知るために、昨年の今ごろと比較したマスクの着用頻度を調査しました。その結果、73.5%の女性が昨年(2022年)よりマスクの着用頻度が減ったようです。20・30代は“とても減った”が5割を超えるなど、特に脱マスクが進んでいる様子が伺える結果となりました。
脱マスクが進んだ2023年8~9月頃のマスクの使用状況を調査すると、「1週間のうち平均3.9日」、外出する日は「平均3.9時間」着用している結果となりました。

昨年と比較したマスクの着用頻度(N=1,354)

(年代別)

Q.この夏、昨年の今ごろと比較して、マスクを着用する頻度はどうなりましたか?
Fig.27-1 マスクの着用頻度

Q.最近1ヶ月のマスクの使用状況を教えてください
Fig.27-2 マスクの使用状況

Q.最近1ヶ月の外出する日のマスクの着用時間は?
Fig.27-3 マスクの着用時間

昨年(2022年)と比べてマスクの着用頻度は “週2.5日減少” 、着用時間は “1日2.5時間減少”

また、2023年9月のマスクの使用状況を2022年3月、2023年7月の結果と比較すると、着用頻度はコロナ禍は「6.4日/週」だったのが1年半で「3.9日/週」まで(約2.5日)減少し、着用時間は同じく「6.4時間/日」だったのが「3.9時間/日」まで(約2.5時間)減少していく結果となりました。今後もますます減少していく可能性がありそうです。
年代別に見ると、30代が最も脱マスクが進んでいるようでした。

マスクの使用頻度の変化

Q.最近1ヶ月のマスクの使用状況を教えてください

Fig.27-4 マスクの使用頻度の変化

【Table1.算出方法】
質問「最近1ヶ月のマスクの使用状況を教えてください」に対するそれぞれの選択肢を「使用していない:0日」「ほぼ毎日:7日」「週5~6日:5.5日」「週3~4日:3.5日」「週1~2日:1.5日」「月1~3日以下:0.5日」として平均を算出

マスクの着用時間の変化

Q.最近1ヶ月の外出する日のマスクの着用時間は?

Fig.27-5 マスクの着用時間の変化

【 Table2.算出方法】
質問「最近1ヶ月の外出する日のマスクの着用時間は?」に対するそれぞれの選択肢を「使用していない:0」「1~2時間:1.5」「3~4時間:3.5」「5~6時間:5.5」「7~8時間:7.5」「9~10時間:9.5」「11~12時間:11.5」「13時間以上:13.5」として平均を算出

マスクを外すことで、28.1%が肌の調子が良くなり、20・30代は “ニキビ・吹き出物”、40代以降は “かゆみ” が減少

マスクを外すことが肌にどのような影響を与えるか知るために、マスクの着用頻度が減ったと回答した女性913名を対象に肌状態の変化を調査したところ、約3割は「変化した(良くなった)」と感じていることがわかりました。また、若い年代ほどマスクを外すことで肌の調子に良い変化が起きたようです。
良くなったと答えた理由では、20・30代は「ニキビ・吹き出物が減った」、40代以降は「かゆみが減った」ことが多くなりました。

マスクを外すことで肌の調子は変化した?(N=913)

(年代別)

Q.マスクを外すことで肌の調子(コンディション)は変化しましたか?
 ※昨年よりマスクの着用頻度が「減った」女性913名で集計
Fig.27-6 マスクを外すことによる肌の変化

マスクを外すことで肌の調子が「良くなった」と答えた理由(N=257)


Q.マスクを外すことで肌の調子が「変化した(良くなった)」と答えた理由は? *複数回答可
※「変化した(良くなった)」女性257名で集計
Fig.27-7 マスクを外すことで肌の調子が良くなったと答えた理由

20・30代の47.2%はスキンケアをていねいにするようになった。
肌の調子の変化は、脱マスク化だけでなくスキンケアが関係している可能性

昨年と比較したスキンケアの方法について調査したところ、昨年よりも「ていねいにスキンケアするようになった」割合は20・30代は47.2%、40・50代は30.6%となりました。
また、スキンケアの方法とマスクを外すことによる肌の変化の関係を知るために、マスクを外すことで肌の調子が「良くなった」と「変わらない」の2群に分けてスキンケアの方法を比較したところ、「良くなった」女性の方が、スキンケアを昨年よりも「ていねいにするようになった」割合が多くなりました。
マスクを外すことで肌の調子が「良くなった」のは脱マスク化が進んだだけでなく、スキンケアをていねいにするようになったことも関係があるかもしれません。

Q.昨年の今ごろと比較して、スキンケアの方法は変化しましたか?
Fig.27-8 昨年と比較したスキンケアの方法

Q.昨年の今ごろと比較して、スキンケアの方法は変化しましたか?
Q.マスクを外すことで肌の調子(コンディション)は変化しましたか?
Fig.27-9 スキンケアの方法と脱マスクによる肌の調子の関係

<調査概要>

年代 20代(20~29才) 30代(30~39才) 40代(40~49才) 50代(50~59才) 60代以上(60才以上) 全体
人数

82

136

273

460

403

1,354

パーセント(%)

6.1

10.0

20.2

34.0

29.8

100.0

■調査時期:2023年8月19日~9月20日・6月21日~7月20日、 2022年2月19日~3月18日
■調査方法:インターネット調査
■調査対象:全国に居住する20歳以上の女性
■本アンケート結果は小数点第2位以下を四捨五入しているため、合計しても100%にならない場合があります。

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