2023年猛暑の夏、脱マスクや活動量の変化と“肌悩み”の実態

<サマリー>

  • 昨年と比べて44.3%が屋外での活動が増加!特に若い世代を中心に増加
  • 2023年夏終わりの肌は、2年前より気になる肌悩みが増加
  • 紫外線対策意識の高さは変わらず、“日傘・帽子” “サングラス” での対策が増加
    20・30代は40・50代と比べて、対策数が少ない傾向
  • 2023年の夏は過去3年のなかで最も平均気温が高く、猛暑日が多かった

今年(2023年)の夏は、新型コロナウィルス感染症が5月8日から「5類感染症」に移行することにより、外出する機会が増えた方もいるのではないでしょうか。
また、暑い夏を過ごした後の秋は疲れが出やすく、“秋バテ”ともいわれます。気温も高く猛暑が続いたこの夏は紫外線だけでなく暑さによる疲れによって、肌にも影響しているかもしれません。そこで、この夏の活動や紫外線対策、肌状態を調査し2021年と比較しました。

昨年と比べて44.3%が屋外での活動が増加!特に若い世代を中心に屋外活動が増加している!

日中の屋外での活動量について、昨年と比較して変化したか調査したところ、約4割が屋外での活動が増えたことがわかりました。また、若い年代ほど「増えた」割合は多くなる傾向がありました。
増えた活動は「ドライブ・ツーリング」「子どもの屋外活動」「アウトドア」が多く挙がりました。

昨年の今ごろと比較して、日中の屋外での活動は変化した?(N=1,354)

(年代別)

Q.昨年の今ごろと比較して、日中の屋外での活動は変化しましたか?
Fig.26-1 昨年と比較した屋外での活動量

昨年の今ごろと比較して、増えた屋外での活動


Q.昨年の今ごろと比較して、増えた屋外での活動は?*複数回答可
※「変化した(増えた)」と回答した451名で集計
Fig.26-2 昨年より増えた屋外での活動

2023年夏終わりの肌は、2年前より気になる肌悩みが増加

屋外での活動が増え脱マスクも急速に進んだ今年の夏を過ごした女性の肌について調査し2021年の結果と比較したところ、気になる肌悩みの数が増えていました。特に20・30代は「目の下のクマ」「ニキビ・吹き出物」、40・50代は「目の下のクマ」「シワ」が増えている結果となりました。

昨年と比較したマスクの着用頻度(N=1,354)

Q.この夏、昨年の今ごろと比較して、マスクを着用する頻度はどうなりましたか?
Fig.26-3 昨年と比較したマスクの着用頻度

20・30代

40・50代

Fig.26-4 肌悩みの数(2021年、2023年の比較)
「2021年」と「2023年」の2群に分けて、普段の肌悩みの選択数を比較した。2つの平均値の差の統計的有意性を検証(Studentのt検定)したところ、2つの平均値に有意な差を確認した。

20・30代

40・50代

Q.普段、どんな肌悩みがありますか? *複数回答可
Fig.26-5 普段の肌悩み(2021年、2023年の比較)

紫外線対策意識の高さは変わらず、“日傘・帽子” “サングラス”での対策が増加

脱マスクかつ活動量が増えた2023年夏の紫外線対策の程度を調査したところ、9割以上が紫外線対策をおこなっているようです。また2021年の結果と比較しても変わらず高い意識のままでした。
おこなっている紫外線対策は、2021年と比較して8割以上が変わらず「日焼け止めクリームなど」を使用するなかで、「日傘・帽子」「サングラス」での対策が増えている結果となりました。40・50代はおこなっている紫外線対策の数も増えているようです。

20・30代

40・50代

Q.この夏の紫外線対策はどの程度しましたか?
Fig.26-6 紫外線対策の程度(2021年、2023年の比較)
【平均点の算出方法】
「しっかりおこなった:4点」「それなりにおこなった:3点」「少しはおこなった:2点」「まったくしなかった:1点」として平均を算出

20・30代

40・50代

Q.おこなっている紫外線対策は? *複数回答可
Fig.26-7 おこなっている紫外線対策(2021年、2023年の比較)

20・30代

40・50代

Fig.26-8 おこなっている紫外線対策の数(2021年、2023年の比較)
「2021年」と「2023年」の2群に分けて、おこなっている紫外線対策の選択数を比較した。2つの平均値の差の統計的有意性を検証(Studentのt検定)したところ、
40・50代において2つの平均値に有意な差を確認した

2023年の夏は過去3年のなかで最も平均気温が高く、猛暑日が多かった

また気象庁の観測値によると、今年(2023年)の夏は過去3年のなかで最も平均気温が高く、猛暑日も過去最多日数を記録するなど、記録的な猛暑だったことも肌悩みの増加や紫外線対策に影響を与えたのかもしれません。

<調査概要>

年代 20代(20~29才) 30代(30~39才) 40代(40~49才) 50代(50~59才) 60代以上(60才以上) 全体
人数 82 136 273 460 403 1,354
パーセント(%) 6.1 10.0 20.2 34.0 29.8 100.0

■調査時期:2023年8月19日~9月20日 、2021年8月21日~9月17日
■調査方法:インターネット調査
■調査対象:全国に居住する20歳以上の女性
■本アンケート結果は小数点第2位以下を四捨五入しているため、合計しても100%にならない場合があります。

 

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