2023年1月頃の女性の髪の毛の状態や悩み、悩みに対する気持ち・ケア方法について、20歳以上の女性1,521名を対象に調査しました。

髪の毛の状態について、女性の30.2%が「良くない」、69.9%が「良い」と認識。認識に影響を与えるのは「パサつき・乾燥」「ツヤがない」の可能性

普段の髪の毛の状態を10点満点で自己評価してもらったところ、女性の30.2%が「良くない（1～5点の合算）」、69.9％が「良い（6～10点の合算）」と認識していることがわかりました。
さらに「良くない」と「良い」の2群に分けてそれぞれの髪の毛の悩みを比較したところ「パサつき・乾燥」「ツヤがない」において特に差がありました。
「パサつき・乾燥」「ツヤがない」は、髪の毛の状態を自己評価する際に影響を与える項目なのかもしれません。

Q.髪の悩みについてどの程度気になりますか？
Fig.23-2　髪の悩みの程度

髪の悩みは年齢によりさまざまで、若い年代は“パサつき・乾燥” 、40代から “白髪” が悩みのトップ

髪の毛の悩みを調査すると、特に若い年代を中心に幅広い年代で「パサつき・乾燥」「うねり・くせ毛」で悩む女性が多いことがわかりました。「白髪」は30代から増えはじめ、40代以降ではトップになるほど増える悩みである結果となりました。

Q.髪の毛の悩みを教えてください *複数回答可
Fig.23-3　髪の毛の悩み

髪の悩みに対し“お金や時間をかけたくない”気持ちと、“ヘアケアアイテムを充実させて自分でケアしたい”気持ちを持つ

髪の悩みに対する気持ちを調査すると、約4割が「お金をかけたくない」「ヘアケアアイテムを充実させて自分でケアしたい」となりました。

髪の悩みを解決するために、20･30代は “ヘアケアアイテムを見直す” 、40代以降は “頭皮のマッサージをする”

髪の悩みを解決するためにおこなうことを調査すると、20・30代は「シャンプー」「トリートメント」「コンディショナー」を見直すなど、ヘアケアアイテムで解決しようとする傾向がありました。40代以降では「頭皮のマッサージ」がトップになるなど、ヘアケアアイテムの見直しだけでは解決しにくい様子が伺える結果となりました。

髪のケアのために自宅で使用している商品は、“シャンプー” “コンディショナー” “トリートメント” “ヘアオイル”

最後に、髪のケアのために自宅で使用している製品を調査すると、「シャンプー(88.8%)」「コンディショナー(77.3%)」「トリートメント(44.9%)」「ヘアオイル(36.2%)」の順に多くなりました。

＜調査概要＞

■調査時期：2022年12月21日～2023年1月20日
■調査方法：インターネット調査
■調査対象：全国に居住する20歳以上の女性
■本アンケート結果は小数点第2位以下を四捨五入しているため、合計しても100%にならない場合があります。