コロナ禍における女性のお財布事情と美容意識

<サマリー>

  • 35.1%の女性が、コロナ前より世帯収入が減少
  • 44.1%の女性が、コロナ前と比べてお金の使い道が変化
  • コロナ前より “外食・飲み会” “レジャー・旅行” にかける費用が減少し、“食費” にお金をかけるようになった
  • コロナ前と比較して、美容にかける金額は69.5%が “変わらない”

コロナ禍になってから1年以上が経ちました。そこで、コロナ禍の女性のお金の使い方と美容意識の調査を目的に20歳以上の女性1,636名に対して、2021年8月21日~9月20日の間にアンケートをおこないました。

35.1%の女性が、コロナ前より世帯収入が減少

コロナ前と比較して世帯収入が変化したか調査したところ、女性の35.1%が「世帯収入が減った」ことがわかりました。

コロナ前と比較した、世帯収入(N=1,636)

Q.コロナ前と比較して、コロナ後の世帯収入は変化しましたか?
Fig.1 コロナ前と比較した世帯収入

年代別

44.1%の女性が、コロナ前と比べてお金の使い道が変化

コロナ前と比較してお金の使い道が変化したか調査すると、女性の44.1%が「変化した」結果となりました。すべての年代で半数近くの女性がコロナ前後でお金の使い道が変化したようです。

コロナ前と比較した、お金の使い道(N=1,636)

Q.コロナ前と比較して、お金の使い道は変化した?
Fig.2 お金の使い道の変化

年代別

コロナ前より “外食・飲み会” “レジャー・旅行” にかける費用が減少し、“食費” にお金をかけるようになった

コロナ前と比較して、お金を「かけないようになった」のは「外食・飲み会(57.9%)」「レジャー・旅行(56.7%)」が多くなりました。反対に、コロナ前よりお金を「かけるようになった」のは「食費(外食・お酒を除く)(39.3%)」「美容(14.7%)」となりました。

コロナ前と比較した、お金の使い方(N=1,636)

Q.コロナ前と比較して、お金をかけないようになったものは? *複数回答
Q.コロナ前と比較して、お金をかけるようになったものは? *複数回答
Fig.3 コロナ禍のお金の使い方

コロナ前と比較して、美容にかける金額は69.5%が “変わらない”

コロナ前と比較して、美容にかける金額が変化したか調査すると、女性の約7割は変わらず、13.6%は増加し、16.9%が減少したことがわかりました。
年代別では、若い年代ほど美容にかける金額が「増えた」割合は多く、「減った」割合は年代に関係なく2割程度になりました。自由意見を見るとお金をかけたものはスキンケア化粧品が多くなるようでした。

コロナ前と比較して美容にかける金額は変化した?(N=1,636)

Q.コロナ前と比較して、美容にかける金額は変化しましたか?
Fig.4 美容にかける金額の変化

年代別

<調査概要>

年代 20代(20~29才) 30代(30~39才) 40代(40~49才) 50代(50~59才) 60代(60才以上) 全体
人数

102

288

425

492

329

1,636

パーセント(%)

6.2

17.6

26.0

30.1

20.1

100.0

■調査時期:2021年8月21日~9月17日
■調査方法:インターネット調査
■調査対象:全国に居住する20歳以上の女性
■本アンケート結果は小数点第2位以下を四捨五入しているため、合計しても100%にならない場合があります。

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