多くの女性が気にしている“老化”の実態を知るために、20歳以上の女性（2,086名）を対象に、自身の気になる老化現象や他人を見たときに老けを感じる症状についてアンケートによる調査、解析をしました。

女性の約9割が自分の肌老化が気になる

肌の老化が気になるか調査したところ、女性の90.2%が気になる（「とても気になる」「気になる」「やや気になる」の合算）結果となりました。年代別に見ても8～9割の女性が肌の老化を気にしているようです。

気になる老化現象は、“シミ・そばかす” “たるみ”

現在の気になる老化現象を調査すると、「シミ・そばかす（67.0%）」「たるみ（63.4%） 」「白髪（55.4%）」の順に多く、年代によって気になる老化現象はさまざまです。

最もなんとかしたい老化現象は、“シミ・そばかす” “たるみ”

最もなんとかしたい老化現象を調査すると、20～40代は「シミ・そばかす」、50～60代は「たるみ」が1位になりました。続いてなんとかしたい老化現象2位は、20～30代は「毛穴の開き・黒ずみ」、40代は「たるみ」、50～60代は「シミ・そばかす」となり、年代によって異なりました。

他人を見たときに老け見えする3大症状は、“シワ” “たるみ” “白髪”

次に、同年代の同性に会ったときに、相手のどこを見て老化を判断するかを調査すると、「シワ（62.8%）」「たるみ（62.3%）」「白髪（51.8%）」の順に多くなりました。老けを判断する見た目の症状も年代によってさまざまです。

自分が気にしている悩みと、他人から見られている老化現象は同じではない

最後に、自分の顔を見たときに気になる老化現象と、同年代の他人を見たときに感じる老化現象との違いを知るために年代別に比較しました。
全体的に自分と他人を見たときで気になる症状は異なり、特に「シミ・そばかす」や「シワ」で特徴的でした。「シワ」は、すべての年代で「他人を見たときに気になる老化現象」の上位に入っていますが、「自分が気になる老化現象」では60代を除き入っていませんでした。逆に「シミ・そばかす」は、20代を除き「他人を見たときに気になる老化現象」には入っていませんが、「自分が気になる老化現象」では入っており、シワは他人から老化現象として見られやすく、シミ・そばかすは特に自分が気になっている老化現象であることが伺えました。
また、他人を見たときに気になる老化現象は、マスクで隠れない部位に起こる症状が多くあがる傾向があり、コロナ禍特有の結果なのかもしれません。

＜調査概要＞

■調査時期：2021年3月20日～4月20日
■調査方法：インターネット調査
■調査対象：全国に居住する20歳以上の女性
■本アンケート結果は小数点第2位以下を四捨五入しているため、合計しても100%にならない場合があります。