「コロナ禍での生活開始から1年、長期マスク着用と肌悩み(定点調査)」

<サマリー>

  • マスク生活から1年、マスクと共に生活する女性は88.6%
  • マスクは不織布がいまだ多い(66.6%)が、その他素材が増加している
  • 外出する日のマスクの平均着用時間は、約6時間30分
  • マスクを着用することで、約5割の女性の肌状態が “悪くなった”
  • マスクの着用で多くなった肌悩みは “ニキビ・吹き出物” “乾燥” “肌あれ”
  • 約6割の女性が “マスクにファンデーションが付く” ことで困っている

コロナウィルス感染症対策でマスクを着用し始めて約1年が経過しました。そこで、マスクの長期着用による肌状態の変化を知るために、20歳以上の女性(3,200名)を対象に調査し、2020年7~8月におこなった調査と比較しながら解析しました。

マスク生活から1年、マスクと共に生活する女性は88.6%

最近1ヶ月のマスクの着用頻度を調査したところ、88.6%の女性が「ほぼ毎日」(「ほぼ毎日」「週5~6日」の合算)着用しており、マスク生活から1年が経過した現在でも、多くの女性が日常的にマスクを着用していることが分かりました。

マスクの着用頻度(N=3,200)

Fig.1 マスクの着用頻度
Q.最近1ヶ月のマスクの着用頻度は?

(年代別)

マスクは不織布がいまだ多い(66.6%)が、その他素材が増加している

最も着用しているマスクの素材について、現在(2021年2~3月)と1年前(2020年4月の緊急事態宣言発令より前)の実態を調査しました。現在は「不織布(66.6%)」「布(16.4%)」「ポリウレタン・ポリエステル(11.9%)」素材の順に多く、1年前と比較して「布」「ポリウレタン・ポリエステル」がそれぞれ約5%増加しました。年代別では若い年代ほど「ポリウレタン・ポリエステル」が多くなりました。今後もマスク生活が長引くことでさらなる変化があるかもしれませんね。


Fig.2 最も着用しているマスクの素材

外出する日のマスクの平均着用時間は、約6時間30分

続いて、ほぼ毎日マスクを着用する女性が外出する日にマスクを着用する時間を調査すると、「7~8時間(25.3%)」が最も多くなりました。マスクを着用する時間は人それぞれ異なるようですが、全体の平均は6.6時間(約6時間30分)となりました。
2020年7~8月におこなった同じ調査の結果と比較したところ、着用時間はすべての年代で長くなっており全体平均で約30分増加していました。

Fig.3 外出する日のマスクの着用時間

Q.最近1ヶ月の、外出する日のマスクの着用時間はどれくらいですか?
※マスクを「ほぼ毎日」「週5~6日」着用している女性で集計:N=2,810

●平均着用時間の算出方法
「1~2時間:1.5」「3~4時間:3.5」「5~6時間:5.5」「7~8時間:7.5」「9~10時間:9.5」「11~12時間:11.5」「13時間以上:13」として平均を算出

マスクを着用することで、約5割の女性の肌状態が “悪くなった”

ほぼ毎日マスクを着用している女性に対して、マスクを着用することによる肌への影響を調査したところ、マスクを着用することで肌状態が「変化した(悪くなった)」女性は46.0%で、若い年代ほど肌状態が「悪くなった」と認識していることが分かりました。
2020年7~8月におこなった同じ調査の結果と比較しても大きな違いは見られませんでした。

マスクの着用により肌状態は変化しましたか?(N=2,796)

Fig.4 マスク着用による肌状態の変化
Q.マスクを着用することで肌状態に変化はありましたか?
※マスクを「ほぼ毎日」「週5~6日」着用している女性で集計:N=2,796

(年代別)

マスクの着用で多くなった肌悩みは “ニキビ・吹き出物” “乾燥” “肌あれ”

マスクの着用により肌状態が「変化した(悪くなった)」女性に対して、普段より多くなった肌悩みを調査したところ、20代では約8割が、50代でも約3割と幅広い年代で「ニキビ・吹き出物」で悩んでいることが分かりました。また、どの年代も共通して3~4割が「乾燥」「肌あれ」「かゆみ」の3つを感じていることが分かりました。
2020年7~8月におこなった同じ調査の結果と比較してみると「乾燥」が増加していました。調査時期が2~3月の乾燥する季節だったことが関係しているかもしれません。

Table.1 マスクを着用することで多くなった肌悩み(年代別ランキング)

Q.マスクを着用することで、普段より多くなった肌悩みはありますか? *複数回答
※マスクを着用することで肌状態が「変化した(悪くなった)」女性で集計:N=1,285

約6割の女性が “マスクにファンデーションが付く” ことで困っている

マスクを着用する生活の中で困っていることを調査すると、約6割が「マスクにファンデーションが付く」、次いで約3割が「マスクによる肌あれ」「食事の際など外したマスクの一時保管方法」で困っていることが分かりました。また、若い年代ほど「マスクによる肌あれ」「メークが崩れる」ことで困っているようです。
自由記述では「息苦しい」「メガネが曇る」「耳が痛い」が多く挙げられました。

マスクを着用する生活が長引く中で、困っていること

Fig.5 マスク生活で困っていること
Q.マスクを着用する生活が長引く中で、困っていることはありますか? *複数回答

Q.マスクを着用する生活が長引く中で、困っていることはありますか?  ※自由記述(154件)より抜粋
・息苦しい。(44件)
・メガネが曇る。(22件)
・耳が痛くなる。(19件)
・暑い。(17件)
・マスク代がかかる。
・口呼吸になりがち。
・布マスクの洗濯。

<調査概要>

年代 20代(20~29才) 30代(30~39才) 40代(40~49才) 50代(50~59才) 60代(60才以上) 全体
度数

244

625

828

946

557

3,200

パーセント(%)

7.6

19.5

25.9

29.6

17.4

100.0

■調査時期:2021年2月20日~3月19日
■調査方法:インターネット調査
■調査対象:全国に居住する20歳以上の女性
■本アンケート結果は小数点第2位以下を四捨五入しているため、合計しても100%にならない場合があります。

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