新型コロナウイルス感染症対策による
ライフスタイル・肌状態の変化に関する調査
- 緊急事態宣言発令により、約6割の女性が“生活が変化した”
- 外出自粛生活により、“家族と過ごす時間が増えた” “運動不足になった”
- 外出自粛生活により、約3割の女性が“肌状態が変化した”
- 肌状態が変化した理由は、“いつも以上にスキンケアをおこなっている” “マスク生活で肌が乾燥する“ ”ストレスが多くなった“ から
新型コロナウイルス感染症対策のために2020年4月に発令された緊急事態宣言により、外出自粛を要請されるなどライフスタイルが急激に変化しました。これに伴う、女性のライフスタイルの変化を知るために、20歳以上の女性(2,490名)を対象に新型コロナウイルス感染症対策による女性のライフスタイルや肌状態の変化について調査、解析しました。
約6割の女性が緊急事態宣言発令から“生活が変化した”
新型コロナウイルス感染症対策による女性のライフスタイルへの影響を確認するために、2020年5~6月にアンケート調査を実施しました。
緊急事態宣言発令により生活が変化した女性は60.3%で、どの年代も5~6割の女性が生活の変化を実感していました。
緊急事態宣言発令による生活の変化(N=2,490)
Q.緊急事態宣言発令から生活に変化はありましたか?
緊急事態宣言発令による生活の変化(年代別)
外出自粛生活により「家族と一緒に過ごす時間が増えた」「運動不足になった」
緊急事態宣言により生活が変化した女性に対して、外出自粛生活の中で変化したことを調査したところ、約5割が「家族と一緒に過ごす時間が増えた」「運動不足になった」、約4割が「普段出来ない家の模様替え・掃除をした」ことが分かりました。
外出自粛生活の中で、変化したこと
Q.外出自粛生活の中で、変化したことは何ですか?*複数回答
※生活が変化した女性のみで集計:N=1,502
外出自粛生活により、約3割が“肌状態に変化”を感じた
外出自粛生活中の肌状態への影響を調査したところ、約3割の女性が変化を感じており、「良くなった」女性は13.1%、「悪くなった」女性は16.2%となりました。また、若い年代ほど肌状態の変化を感じていることが分かりました。
外出自粛生活中の肌状態の変化(N=2,490)
Q.外出自粛生活中に、肌状態に変化はありましたか?
外出自粛生活中の肌状態の変化(年代別)
肌状態が変化した理由は「いつも以上にスキンケアをおこなっている」「マスク生活で肌の乾燥が気になる」から
外出自粛生活中に肌状態の変化を感じた女性に対して、肌状態が変化した理由を調査したところ、肌状態が良くなった女性は「いつも以上にスキンケアをおこなっている」「家から出ないため、メークする機会が減った」「適度な運動、睡眠など、正しい生活習慣になった」から、肌状態が悪くなった人は「マスク生活で肌の乾燥が気になる」「ストレスが多くなった」からと認識していました。
外出自粛生活の中で、肌状態が変化した理由
Q.外出自粛生活の中で、肌状態が変化した理由は何ですか?*複数回答
※肌状態が変化した女性のみで集計:N=730
外出自粛生活中のスキンケアは、約3割は「いつもよりできている」、約2割は「いつもよりできていない」
次に、外出自粛生活中のスキンケアについて調査しました。全体では、しっかりできている女性は34.4%(「しっかりできている」「できている」「ややできている」の合算)、いつもよりできていない女性は17.6%となりました。
また、外出自粛生活中の肌状態とスキンケアの程度の関係性を調査するために、「肌状態」と「スキンケア」の程度をクロス集計したところ、肌状態が「良くなった」人ほど、いつもよりスキンケアがしっかりできていることが分かりました。
外出自粛生活中のスキンケアの程度(N=2,490)
Q.外出自粛生活中は、いつもよりスキンケアがしっかりできていますか?
外出自粛生活中の肌状態とスキンケアの関係
外出自粛生活中に変化した肌状態について「肌状態が良い」と「肌状態が悪い」、外出自粛生活中のスキンケアについて「いつもよりできている」と「いつもよりできていない」のそれぞれ2群に分けて解析した。
統計的有意性の検証(Pearson chi-squared test)により、「いつもよりできている」と「いつもよりできていない」の2群に有意な差(p<0.001)を確認した
※肌状態が良い・・・「変化した(良くなった)」
肌状態が悪い・・・「変化した(悪くなった)」
いつもよりできている・・・「しっかりできている」「できている」「ややできている」を合算
いつもよりできていない・・・「いつもよりできていない」
外出自粛生活中におこなっているスキンケア方法
外出自粛生活中に肌状態が変化した女性に対して、実際におこなっているスキンケアを調査したところ、肌状態が「良くなった」人は、「マスク・パックなどで、いつも以上に保湿している」や「シワ、美白など、気になる部位専用ケアアイテムを足している」など、いつものスキンケア以上に工夫を加えている女性が多くいました。一方、肌状態が「悪くなった」人は、「いつものスキンケアをしている」ものの、何らかの要因で外出自粛生活中に肌状態が「悪くなった」と感じたようです。
外出自粛生活中のスキンケア方法(肌状態別)
Q.どんなスキンケアをしていますか?*複数回答
※肌状態が変化した女性のみで集計:N=730
<調査概要>
年代 | 20代(20~29才) | 30代(30~39才) | 40代(40~49才) | 50代(50~59才) | 60代(60才以上) | 全体 |
---|---|---|---|---|---|---|
度数 |
194 |
580 |
711 |
679 |
326 |
2,490 |
パーセント(%) |
7.8 |
23.3 |
28.6 |
27.3 |
13.1 |
100.0 |
■調査時期:2020年5月21日~6月19日
■調査方法:インターネット調査
■調査対象:全国に居住する20歳以上の女性
■本アンケート結果は小数点第2位以下を四捨五入しているため、合計しても100%にならない場合があります。
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