女性の口腔内の悩みとケア方法の変化(2019年と比較)
- 使用しているケアアイテムの種類は、2019年と同じ “粘り状・クリーム状ハミガキ” がダントツ
- 使用している歯の清掃具が変化!全年代で “糸ようじ(デンタルフロス)”、40代で “歯間ブラシ” の使用率が増加
- 72.5%の女性が口腔内に悩みがある
- 口腔内の悩みは、“歯の着色” “口臭” “歯ぐきが痩せてくる” が多い年代別では、低い年代ほど “歯の着色” “口臭” が多く、高い年代ほど “歯ぐきが痩せてくる” ”歯周病“ が多くなる
女性が使用している口腔ケアアイテムや口腔内の悩みを知るために、20歳以上の女性1,236名を対象に調査しました。
使用しているケアアイテムの種類は、2019年と同じ “粘り状・クリーム状ハミガキ” がダントツ
メインで使用している口腔ケアアイテムの種類を調査すると、すべての年代で「粘り状・クリーム状ハミガキ」が最も多くなりました。
過去(2019年)の結果と比較しても、大きな違いはありませんでした。
メイン使いの口腔ケアアイテム(N=1,236)
(年代別)
Q.メインで使用している口腔ケアアイテムの種類を教えてください
Fig.30-1 メイン使用の口腔ケアアイテム
使用している歯の清掃具が変化!全年代で “糸ようじ(デンタルフロス)”、40代で “歯間ブラシ” の使用率が増加
使用している歯ブラシ・歯の清掃具を調査したところ、「歯ブラシ(電動ではないもの)」「糸ようじ(デンタルフロス)」「歯間ブラシ」の順に多くなりました。「歯間ブラシ」は高い年代ほど多くなることがわかりました。
過去(2019年)の結果と比較したところ、すべての年代で「糸ようじ(デンタルフロス)」の使用率が増加しており、「歯間ブラシ」は40代において増加していることがわかりました。
使用している歯ブラシ、歯の清掃具
Q.使用している歯ブラシ、歯の清掃具を教えてください *複数回答可
Fig.30-2 使用している歯の清掃具
糸ようじ(デンタルフロス)
Fig.30-3 使用率の変化(糸ようじ)
歯間ブラシ
Fig.30-4 使用率の変化(歯間ブラシ)
※2019年:5月21日~6月20日にかけて、20歳以上の女性1,614名を対象に調査
72.5%の女性が口腔内に悩みがある
口腔内の悩みの程度を調査したところ、72.5%の女性が「悩んでいる」(「とても悩んでいる」「悩んでいる」「やや悩んでいる」の合算)となりました。年代による大きな違いはありませんでした。
口腔内の悩みの程度(N=1,236)
(年代別)
Q.現在の口腔内の悩みの程度は?
Fig.30-5 口腔内の悩みの程度
口腔内の悩みは、“歯の着色” “口臭” “歯ぐきが痩せてくる” が多い
口腔内の悩みを調査したところ、「歯の着色」「口臭」「歯ぐきが痩せてくる」が多くなりました。
年代別に見ると「歯の着色」「口臭」は低い年代ほど多く、「歯ぐきが痩せてくる」「歯周病」は高い年代ほど多くなる悩みであることがわかりました。
口腔内の悩みランキング
※上位5項目を抜粋
Q.現在の口腔内の悩みを教えてください *複数回答可
Fig.30-6 口腔内の悩みランキング
口腔内の悩み(年代別)
Q.現在の口腔内の悩みを教えてください *複数回答可
Fig.30-7 口腔内の悩み(年代別)
<調査概要>
年代 | 20代(20~29才) | 30代(30~39才) | 40代(40~49才) | 50代(50~59才) | 60代以上(60才以上) | 全体 |
---|---|---|---|---|---|---|
人数 | 70 | 159 | 291 | 428 | 288 | 1,236 |
パーセント(%) | 5.7 | 12.9 | 23.5 | 34.6 | 23.3 | 100.0 |
■調査時期:2022年11月19日~12月20日
■調査方法:インターネット調査
■調査対象:全国に居住する20歳以上の女性
■本アンケート結果は小数点第2位以下を四捨五入しているため、合計しても100%にならない場合があります。
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